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人工知能ロボアドバイザー「THEO」で、日本でのFintech生活を始めてみた

[fa icon="calendar"] 2016/08/04 18:23:16 / by DR Fintech編集班

DR Fintech編集班

読者の皆さんこんにちは。

Fintechしてますか?

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<<文末に随時、最新状況を追加していきます!>>

 

<運用開始時>

運用開始日:2016年7月21日
運用資金 :10万円

<進捗報告>

  1. 2016年8月4日:日本円ベース=△ 3.39%
  2. 2016年11月24日:日本円ベース=+6.89%、米ドルベース=+2.37% ¥/$ 110.82

 

 

 

 

【2016.8.4記】

このブログで世界各地を調べ、Fintechのイノベーションには大きく2つの方向があるように感じています。

  1. 送金に関するテクノロジーを新しくすることで効率を上げ、コストダウンを図ろうとするイノベーション
  2. 人工知能(AI)による大量データの高速処理によって、今ある資産を賢く・楽に増やしていこうとするイノベーション

今回取り上げる「お金のデザイン」さんの商品「THEO」は後者の資産運用エリアのFintechで、以前、こちらでも一度とりあげたことがある注目のFintechです。

 

 

人工知能・ロボアドバイザーがどのぐらいの運用成績を叩き出すか。。。

あーだこーだと想像していても始まりませんので、とりあえず、最低資金の10万円を突っ込んでみました。

 

感想1:普通の投資信託と変わりないかも・・・

 THEOで運用を開始して約10日が過ぎました。

その間のパフォーマンスは次の様な感じです。

image1.png

 

なんと100,000円が、約96,000円に減っています!

 

THEOで運用を開始した7/21、同日の日経平均株価は16,900円。

そして、この原稿を書いている8月3日の時点では約16,200円まで4.14%落ち込んでます。

_2016-08-03_11.57.43.png

※チャートはSBI証券さんのWEBサイトより

 

一方、THEOの同期間のパフォーマンスは、元手の100,000円が99,642円と-3.36%でしたので、日経平均以上のパフォーマンスは出ていると言えます。でも、これでは「Fintechがもたらす破壊的(disruptive)な未来」と言える状況ではありませんね。

運用を開始してから10日間ですから辛口すぎるかもしれませんが。。。

 

でも、「全体的なトレンドが下降トレンドなのに、ロボアドバイザーは数少ない上昇銘柄を当てて利益増大!」とならないと、普通の投資信託と全く変わらない気がしますがどうでしょうか?

 

実は以前、ある海外の投資信託=投資ファンドについて調査したことがあるのですが、そのファンドはシステムトレードによってベース・トレンドよりも、はるかに高いパフォーマンスを出していましたので、そのぐらいのことはしていただかないと運用報酬をお支払いするには値しない様な気がします。

 

感想2:目標設定が控えめすぎない???

こちらはもっとネガティブな表現になって恐縮ですが、もう一つ満足がいかないのが、運用パフォーマンスシミュレーションです。

 今回のポートフォリオはおそらくTHEOで最も期待利益(つまりリスクの高い)100%グロースにて依頼しています。

 image3-1.png

不満というのは、その最もリスクが高いその収益予測シミュレーションの予測期間が4年以上になっていることです。

 

image6.png 

4年超の運用による期待最高利益が3.3倍というのはどう評価してよいのでしょうか?

 

「一晩で億万長者になりたい!」とは言いませんが、私の場合、先に書いた海外ファンドが開始後2年で40倍になるようなパフォーマンスを出していたことを知っているので、4年超で3.3倍というのはかなり控えめな設定なのではないかと考えてしまいました。

 

 

image2.png

↑今回、ロボアドバイザーが組んでくれたポートフォリオ 

 

運用し始めていきなりマイナスになったという気分の悪い状況だからか、ややネガティブな表現が多くなってしまいましたが、私自身はロボアドバイザーに大変期待もしております。

運用責任はどのみち投資家に帰せられるわけですから、もっと積極的な運用パターン(例えば、1年で400%)も提示してくれるロボアドバイザーがあってもいいと思うんですが・・・

そんな破壊的なFintechが身近に現れることを期待しつつ、引き続きTHEOのパフォーマンスを注視していきたいと思います。

 

 

 

【2016.11.24記】

いつもTHEOの記事をご覧頂きありがとうございます。

執筆者としましては日々のアクセス状況などを見ておりまして、8月4日に公開以来、たくさんの方に訪問・閲覧をいただけましたことに画面の裏で感謝しておりました。

ところが、最近、その伸び数が嬉しいぐらいに増えていることと、やはり相場・運用ものですから、その後のパフォーマンスはどうなったのかも気になるところだと思いますので、適宜、運用状況を追加していきたいと思っています。

 

ということで、本題に入ります!

本日時点(米国が祝日のためポジションは2016年11月22日時点で止まっています)の運用成績はこんな感じです!

 

  • 日本円ベース

IMG_2158.png

 

運用成績:+6.89%↑

100,000円→106,894円

 

  • 米ドルベース

IMG_2159.png

 

 

運用成績:+2.37%↑

US$ 942.24 → US$ 964.57

 
トランプ大統領就任、おめでとうございます!
大統領選を気に為替が一挙に円安方向に振れ、上記の様なハッピー・パフォーマンスに今日現在はなっております。
 
しかも、執筆している今日(11/24)は上記の評価日(11/22)よりもさらに円安が進んで112円台後半です!
 
usd-jpy 2016-11-24 18.44.56.png
 
ので、一層の評価高!前回執筆時はやや不満な書き方でしたが、パフォーマンスがよければ気分がいい!
 
 
実は前回の記事を書いてから2つのことがありました。
 
  1. パフォーマンスチャートが、最初は円評価だけだでしたが、途中から円と米ドルの併記になりました。
  2. 恥ずかしながらその時に気づいたのですが、THEOの資産運用は全て海外資産で行なっているとのこと。つまり、THEOが組みだすポートフォリオのパフォーマンスに加え、為替レート要因も大きくパフォーマンスに影響してしまうということなんです(というよりも、経験的には為替パフォーマンスの方が有価証券の運用パフォーマンスよりも影響大ではないかと思っています。。。)

2に書いた様に、THEOは基本的に海外の有価証券で運用しているということから、今回の様に円安になれば円のパフォーマンスは基本的に改善します。

THEOで資産を運用しようとする人は、ほとんど日本人であることを考えると(1)為替リスクはヘッジするか、(2)為替変動要因も織り込んだ資産運用をするか、のどちらかを織り込んだポートフォリオ生成をしてほしいものですが、どうやら運用は米ドルベースのみ。為替は神頼み。という状況の様です。

 

本日現在では、運用指標である米ドルベースでも+2.37%と良い方向に振れているのでTHEOの面目躍如という状況だと締めくくらせていただこうと思います。

 

 
 
 

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Topics: お金のデザイン, THEO, 資産運用, fintech, ロボアドバイザー, 人工知能, AI

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